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ヘルペスと帯状疱疹では感染経路が異なる

2019年11月30日
リンゴの中にある薬

ヘルペスは基本的に単純疱疹のことを指しており、似ている症状があらわれる帯状疱疹とは別の症状だと言うことができます。これらはヘルペスウイルスが原因となって感染するため、同じ感染経路でうつると思っている人もいるかもしれませんが、実際のところ単純疱疹と帯状疱疹では原因となるウイルスが異なっているのです。単純疱疹は単純ヘルペスウイルスが原因となりますが、帯状疱疹の場合は水痘・帯状疱疹ウイルスが原因となって発症します。単純疱疹と帯状疱疹は異なる病気ですので、その違いを覚えておくようにしておきましょう。

そもそもヘルペスウイルスはたくさん存在しており、160種類ほどのヘルペスウイルスが存在していると言われています。ですが、160種類のうち人間に感染する恐れがあるものは8種類ほどです。そのなかに、単純ヘルペスウイルスと水痘・帯状疱疹ウイルスも含まれています。どちらも同じウイルスが原因で感染すると思っている人は少なくありませんが、別のウイルスに感染して症状があらわれるのです。

ヘルペスは直接唾液が粘膜に付着することで感染することが多いですが、帯状疱疹の場合は飛沫感染する確率が高いという違いもあります。ヘルペスは感染者とディープキスをしたり食器を共有したり、ヘルペス患者である子供が共用の施設で舐めたおもちゃを他の子供が舐めることで感染したりすることが多いです。その一方で帯状疱疹は咳など唾液の飛沫が体内に入ることで感染するので、狭い空間で大勢が集団生活をしている学校などで感染が起こりやすいと言えます。感染経路が異なることで予防法も変わってくるので、単純疱疹と帯状疱疹の感染経路の違いを覚えておきましょう。

単純疱疹の場合は感染することで水ぶくれや赤いブツブツを生じ、これらができた部分に痛みを感じるようになります。帯状疱疹の場合、初感染時には水疱瘡として症状があらわれ、再び症状があらわれたときに帯状の水ぶくれやブツブツが生じるという特徴があるのです。どちらも症状自体は似ているのですが、細かい部分には違いがあるので、どちらに感染したか判断するためにも違いを覚えておきましょう。

ヘルペスに感染すると初感染時は強い痛みを生じ、再発時にはその痛みが軽度のものになると言われています。これは単純疱疹も帯状疱疹にも当てはまることですが、再発時の痛みは個人差があるので一概に軽い痛みだと言うことはできません。感染の原因となるウイルスが異なっていても、こういった点には類似点があると言えるでしょう。

ヘルペスには異なる種類のものがありますし、その種類の違いによって感染原因や経路が異なります。感染する原因や理由を知っておくことができれば、事前にそのような行動を避けるように予防することができるので、それぞれの特徴を知っておくことが大切だと言えるのです。ヘルペスウイルスが原因となる病気は再発しやすいので、まずは感染しないように予防することが重要だと言えます。